神奈川県横浜市中区
 【定番】【遊ぶ・体験する】

横浜市中区にある海上保安資料館横浜館。横浜赤レンガ倉庫北側のすぐのところにあります。入り口が地味で一般人が入っちゃいけないんじゃないかと不安になるかもしれないですが入ってOKです。私は横浜赤レンガ倉庫に何度も訪れたことはありますが、たまたま見つけました。入ってみると色々興味深い内容で勉強になりました。因みに見学時間は30分程度で十分見てまわれますし入館料も無料なので、お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄って頂きたいスポットです。

資料館には、中央に錆びて古びた船が置いてあり資料館を埋め尽くしています。よく見ると所々に銃撃でできたと思われる穴が見え、ただ事ではない船だということは察することができます。
太平洋戦争時代の何かと思っていたらパネルを見てビックリしたのですが、北朝鮮の工作船だということがわかりました。

2001年12月22日、九州南西海域で北朝鮮の工作船が、海上保安庁の停戦命令に従わず逃走。また巡視船に攻撃を行ったため、巡視船が正当防衛攻撃を行い、工作船は自爆と見られる爆発により沈没したらしいです。
そして水深90メートルの海底から沈没した工作船、工作船に積載していたと思われる小型舟船、部位などを引き上げ展示したとのことです。

何の目的か知りませんが、戦後50年以上経過した時代のしかも日本の海上でこのような事件が起きているなんてビックリですよね。命の危険を脅かすような事は今もどこかで起こっているのだということを実感できました。

また、九州南西海域工作船事件の一部始終は動画として記録されており、その映像は資料館内で流されていました。

なお、海上保安資料館横浜館は国民の皆様に我が国周辺海域の現状と会場警備の重要性をご理解していただくためのものだそうです。

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